bellydanceとは?その2
エジプトでは、ベリーダンスは現在、ホテルやナイル川のクルージングで見ることができますが、それらも
海外の観光客向け用に比較的若い女性(こちらは中肉中背といったところ)が多いように思います(今では海外
からのダンサーも増え、ダンサーがエジプト人でなかったりします)。それでも、スターは40〜50代と高めです。
踊りの種類も前述のRaqs Sarkiの他に、アサヤ、ミラーヤ、サイ−ディ、バラディ、ガワジー、シャービィー、ヌビアン
ハリージなど地域や音楽、民族の違いから独自のものがあります(いわゆる民族舞踊というか)。
しかし、エジプト人にとっての良いダンサーというと、おばさんだったり、とにかく太っていて長い髪を振り乱して、
おなかをボインボインとダイナミックに動かし活気に満ち溢れているのが好まれるようです。
この点が、日本や欧米の男性とは違う、見る側からの独特な価値観のようです。
私も、太ったおばさんだけど、とにかくダンスが大好きでいつまでも踊っていたいという心情に満ち溢れた踊りを、
現地の男性達がかなり盛り上がって見ているのを見て、こんな風に踊りたいと思ったものです。
また、欧米でも今や盛んで、たくさんのダンサーが活躍しています。アメリカではジルをつけて踊ったり、フロアー
ワークをやったり(トルコの影響と思いますがトルコのベリーダンサーはかなりジルが上手です。そして、床に
寝そべって踊ります。エジプトでは、風紀上、床はあまりに淫らであるという理由で捕まります。
また、ペルビックを前にこんとやる動きなど禁止です。最近は欧米の影響で、衣装も露出度が高くなってきて
いますが、現地ダンサーはネットがついていたり、露出度は低いです)トライバル、フィージョン系の音楽、
刀(シミター)、ニューヨークスタイルなど、これまた独自のものが発展しつつあるようです。
こんなわけで、ベリーダンスと一言で言っても、一般的には魅惑的で妖艶な踊りというイメージが強いですが
国や人によって表現はかなり多様化しているようです。
ミラーヤについて:ミラーヤはアレキサンドリアの(港町)踊りで、ミラーヤという黒い厚手の生地を
まとって、ミニスカートのワンピースにハイヒールを履いて踊ります(時には顔をかくします)。
アレキサンドリアはカイロの西、車で3時間程のところにあって、ギリシャ人のアレキサンダー大王の
名にちなんでつけられました。
しかし、Alをアラビア語の冠詞だとエジプト人は思ったらしく、現地でイエスカンダラー二と言われています。
音楽の歌詞にもイスカンダリ〜アとよく出てきます。今回の歌詞にも、El Miraya
bent el eskandaria
と繰り返し出てきます。イギリス征服時の影響を受けて、衣装も西欧風にミニスカートになっています。
色も、ミラーヤにスパンコールがついていたり、華やかな色のスカーフを頭に巻いたりします。
ちなみに今回2007のエジプト旅行では、師匠にレダの公演があるからと誘われましたが、昼間に
スヘイラのレッスンもあり、かなり疲れて行けませんでした。また、他のアレキサンドリアに行って帰ってきた
人たちがかなり日焼けで顔真っ赤になってたので、Emelはそれも恐ろしくやはり辞退しました。で
も、次回余裕があれば行ってみたい。 その土地の雰囲気を感じてみたい! また、発表会には欠かせない
味のある踊りです。
ミラーヤは昔は十数年前とかそれ自体が服でした。その時代はイスラム色が強くなくミニスカートが
普通にはかれ、低階級層の人々がミラーヤを身にまとい、スラングを吐き、喧嘩の時にはミラーヤを足元の
前に広げて靴を脱ぎ、それを持ってたたくので、男性は女性がミラーヤを前に広げたり、靴を脱ぎ始めると
あわてて逃げ出します。このような光景を踊りにしたのがミラーヤで、喧嘩の姿をミラーヤを広げて腰を
ツイストロックしたり、おしゃべり好きでセクシーで、女性らしさを表現したりします。時には下品に・・・。
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